日本とフィリピン、「法の支配」の重要性で一致 中国念頭に

都内・首相公邸で共同記者会見する安倍晋三（Shinzo Abe）首相（右）とフィリピンのベニグノ・アキノ（Benigno Aquino）大統領（2014年6月24日撮影）。(c)AFP/POOL/Yuya Shino 【6月25日 AFP】東京を訪れたフィリピンのベニグノ・アキノ（Benigno Aquino）大統領と安倍晋三（Shinzo Abe）首相は24日、首脳会談を行った。日本とフィリピンは近年、それぞれの国が抱える中国との係争への対策として、二国間関係を強めている。 日本とフィリピンはいずれも、中国との間で領有権が問題になっている。首脳会談後の共同記者会見でアキノ大統領と安倍首相は、地域の紛争を解決するための手段として「法の支配」の重要性を強調。海洋進出を活発化させている中国への対抗措置として、近隣諸国が連携を強化していることが改めて示された。 ■広島でミンダナオ和平構築の国際会

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