エボラ熱ワクチン、英国でも臨床試験開始 年内完成目指す

英オックスフォード大学（University of Oxford）で、チンパンジーアデノウイルス3型（ChAd3）のエボラ出血熱予防ワクチンの摂取を受けるボランティアの女性（2014年9月17日撮影）。(c)AFP/STEVE PARSONS 【9月18日 AFP】英オックスフォード大学（University of Oxford）で17日、西アフリカを中心に猛威を振るっているエボラ出血熱の予防ワクチンの臨床試験が始まり、健康な英国人女性1人に開発中のワクチンが接種された。 同大学で行われる臨床試験では計60人が、エボラウイルスから取り出した遺伝物質を含むワクチンの接種を受ける。米国でも同様の試験が始まっており、ワクチンがヒトの免疫系に対してエボラ出血熱の発症を抑制できるだけの抗体生産を促すかどうかを確認し、年内のワクチン完成を目指す。 英製薬大手グラクソ・スミスクライン（GlaxoSmit

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