WFP、シリア難民への食料支援を中断 資金不足で

シリアから国境を越えてトルコ南東部スルチ（Suruc）に逃れてきたクルド人女性（2014年9月23日撮影、資料写真）。(c)AFP/BULENT KILIC 【12月2日 AFP】国連（UN）の世界食糧計画（World Food Programme、WFP）は1日、内戦を逃れて周辺国に避難しているシリア難民170万人以上への食料支援を資金不足のため中断したことを明らかにした。 ヨルダン、レバノン、トルコ、イラク、エジプトのシリア難民に年末まで食料配給券を支給し続けるのに必要な6400万ドル（約76億円）が緊急に拠出されなければ、難民たちは今冬を飢えて過ごすことになるという。 こうした事態に、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）のアントニオ・グテレス（Antonio Guterres）高等弁務官は声明で「至急、国際社会にお願いしたい。今すぐWFPを支援してください。このまま難民たちを飢えさ

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