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貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
闇市場で腎臓を売ったラウシャン・アラさん。バングラデシュ・カライ村の自宅で(2015年8月1日撮影)。(... 闇市場で腎臓を売ったラウシャン・アラさん。バングラデシュ・カライ村の自宅で(2015年8月1日撮影)。(c)AFP/SUVRA KANTI DAS 【11月7日 AFP】バングラデシュの農村部に暮らすラウシャン・アラ(Rawshan Ara)さん(28)は何年も借金に苦しみ、ついに家族と同じ道を選ぶ決心をした。現金を手に入れるため、片方の腎臓を闇市場で売りに出すのだ。 貧しいこの農村地帯の多くの住民と同様にアラさんも簡単に地元の仲介業者を見つけ、そして違法ながら同国で活況を呈している臓器売買ビジネスの犠牲者になった。 今年2月、1児の母であるアラさんが摘出手術を受けると決めた時、2人の親族──姉と義理の兄弟──が反対した。この2人も2年前に手術を受け、その合併症に苦しんでいたのだ。それでもアラさんが決心を変えなかったのは、「貧しさに疲れ切っていた」から。首都ダッカ(Dhaka)から北西に3
2015/11/08 リンク