トルコ、クルド系主要政党が議会から離脱 党首ら拘束受け

トルコ南東部の最大都市ディヤルバクルの裁判所前で行われたクルド系主要政党、国民民主主義党（HDP）の共同党首2人の拘束に対する抗議デモに参加し、警官に拘束された同党の元国会議員セバハト・トゥンジェル氏（中央、2016年11月4日撮影）。(c)AFP/ILYAS AKENGIN 【11月7日 AFP】トルコ議会の第3党であるクルド系主要政党、国民民主主義党（HDP）は6日、議会での活動を停止することを明らかにした。今月4日にHDPの共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ（Selahattin Demirtas）氏とフィゲン・ユクセクダー（Figen Yuksekdag）氏を含む同党国会議員9人の身柄が拘束されたことを受けた措置で、今後は本会議にも委員会にも一切出席しないとしている。 トルコではクルド人武装勢力との戦闘が続く中、7月15日に起きたクーデター未遂を受けた前例のない取り締まりが