台湾総統選、与党・民進党の蔡英文氏が再選果たす

台湾・新北市の投票所で票を投じた後、手を振る民主進歩党の蔡英文総統（2020年1月11日撮影）。(c)AFP/Sam Yeh 【1月11日 AFP】台湾で11日、総統選と立法院選の投開票が行われ、再選を目指した与党・民主進歩党（DPP）の蔡英文（Tsai Ing-wen）総統が勝利を宣言した。台湾の有権者らは、中国政府による台湾の孤立化作戦を厳しく指弾するとともに、女性としては初の2期目となる総統の地位を蔡氏に委ねた。 蔡総統は報道陣に対して自身の勝利を宣言し、「台湾は世界に対して、われわれがいかに自由で民主主義的な生き方を大事にしているか、われわれの国をいかに大事にしているかを示した」と述べた。 対立候補である最大野党・国民党（KMT）の韓国瑜（Han Kuo-yu）氏は敗北を認め、台湾南部・高雄（Kaohsiung）で支持者らを前に「蔡総統に祝意を伝えた」と話した。(c)AFP

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“総統選と立法院選の投開票が行われ、再選を目指した与党・民主進歩党（DPP）の蔡英文（Tsai Ing-wen）総統が勝利を宣言した。”