北海道）後藤森重さん死去 元自治労委員長：朝日新聞デジタル

自治労元委員長で、旧民主党の結党に深く関わった後藤森重（ごとう・もりしげ）さんが3日午前4時17分、慢性呼吸器不全のため死去した。85歳だった。葬儀は近親者で行う。 1934年、北海道置戸町生まれ。専修大法学部卒業後、同町役場に就職。全日本自治団体労働組合（自治労）に入り、同町職労委員長、自治労北海道本部執行委員長などを経て、92年に中央執行委員長に就任、97年まで務めた。自治労の裏金問題をめぐり2001年、法人税法違反（脱税）の罪で在宅起訴され、02年に有罪判決を受けた。 道政や国政で一貫して民主リベラル勢力を支えてきた。道政では83年の横路孝弘元衆院議長の知事選初当選に尽力し、3期12年の革新道政を支えた。国政では、横路氏や元首相の鳩山由紀夫氏らとともに自民党に対抗する政治勢力の結集に力を注ぎ、96年の旧民主党結成につながった。 横路氏は取材に、「戦略的に物事を考えて先を見通す判断力が

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”自治労の裏金問題をめぐり2001年、法人税法違反（脱税）の罪で在宅起訴され、02年に有罪判決を受けた。”