ロシアに融和的、強権政治進める首相の与党が勝利 ハンガリー総選挙：朝日新聞デジタル

ハンガリーで3日、総選挙の投開票があり、オルバン・ビクトル首相（58）の与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が勝利を収めた。司法への抑圧やメディア支配など強権政治を進めるオルバン政権に対し、野党は今回、結束して対抗したが、及ばなかった。 開票率約75%段階の発表によると、全199議席中、フィデスは連立政党と合わせて計135議席前後を確保。野党連合の57議席前後を大きく上回った。支持者の前に姿を見せたオルバン氏は「月面からでも見える大勝利だ」と誇ったうえで、「ブリュッセルからもきっとよく見えるだろう」と、政権に批判的な欧州連合（EU）への皮肉を込めた。 オルバン氏は1990年代に…

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対露融和派がどの程度いるのか可視化され得る点では、今月の仏大統領選は更に注目すべきか。露の体制変換より、欧米で対露融和派が「民主的に」政権に就く方が確率が高いのであれば、議論の前提が変わってしまう。