盗撮阻んだ女子大学生、とっさの行動支えた「あの日」からのイメトレ：朝日新聞デジタル

逃げようとした盗撮の容疑者をつかまえた女子大学生（22）に、京都府警東山署が感謝状を贈った。果敢な行動の原動力は、自身のかつての経験で感じた悔しさだった。 それは6月4日午後11時半ごろ、アルバイトを終えて、京都市営地下鉄の三条京阪駅ホームで電車を待っていた時だった。 しゃがみこんでいた男 妙な気配を感じて振り返ると、1メートルほど離れた場所で男がしゃがみこんでいた。男の前には長いスカートをはいた女性。男はスカートをめくり、中にスマホを差し入れていた。 「何をしているんだろう」 2人の関係が分からず様子を見ていると、男は立ち上がってエスカレーターに向かって歩き出した。 「盗撮だ」 大学生はそう確信し、男を追った。

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逃げようとした盗撮の容疑者をつかまえた女子大学生（22）に、京都府警東山署が感謝状を贈った