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この一冊「かがみの孤城」 自分見つめる第三の場所:朝日新聞デジタル
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この一冊「かがみの孤城」 自分見つめる第三の場所:朝日新聞デジタル
小説「かがみの孤城」(ポプラ社)が2018年、本屋大賞を受賞した。そのニュースを聞いた時、とてもうれ... 小説「かがみの孤城」(ポプラ社)が2018年、本屋大賞を受賞した。そのニュースを聞いた時、とてもうれしかった。著者は郷土が山梨の人気作家で、この本は書店でもよく売れた。 物語は今の季節、新緑の5月に始まる。中学1年生の主人公「こころ」は学校で起きたある出来事がきっかけで登校できなくなり、部屋に引きこもっていた。 そんなある日、部屋の鏡が光り、中に入り込む。そこは城かと見まがう場所で、自分のほかに同世代の6人の男女がいた。リアルな人間たちが仮想現実のような空間で出会うのだ。そこにオオカミの面をつけた謎の少女が案内役として登場し、不気味とかわいいが融合したファンタジー世界を醸し出している。 願いがかなえられる鍵を見つけるという物語展開とともに、どこかゲームっぽさのある設定だ。伏せられた7人の背景が少しずつ開示されながら、謎解きのミステリーのように読者を引っ張る。違和感のあった伏線となる仕掛けが