台湾俳優客演の期間限定舞台 日台野球交流ミュージカル「KANO」：朝日新聞デジタル

日本と台湾の野球交流100周年を記念して坊っちゃん劇場（愛媛県東温市見奈良）で上演中の舞台「KANO～1931 甲子園まで2000キロ～」で、台湾人キャスト3人が参加する「台湾スペシャルステージ」が4日から始まった。開演に先立ち劇場前で催された式典で、国交のない日本との窓口機関にあたる台湾日本関係協会の蘇嘉全会長があいさつ。昨年訪れたしまなみ海道の美しさをほめ、「もっと台湾の人々を四国にお連れしたい」と述べた。 「KANO」は1931年に台湾の嘉義（かぎ）農林学校野球部を夏の甲子園大会準優勝に導いた、松山市出身の近藤兵太郎（1888～1966）が主人公のミュージカル。今回客演する3人は日本人、漢民族、台湾先住民役をそれぞれ演じる。 この日の式典で、中村時広・愛媛県知事は「舞台を通じて交流が深まることに期待する。（運休中の）台北と松山を結ぶ定期便の復活に向けて私も頑張る」と観光促進をアピール

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「日本と台湾の野球交流100周年を記念して坊っちゃん劇場で上演中の舞台で、台湾人キャスト3人が参加する「台湾スペシャルステージ」が4日から始まった」「客演する3人は日本人、漢民族、台湾先住民役を演じる」。