J1浦和、次回の天皇杯に出場できず サポーターの暴力行為問題で：朝日新聞デジタル

サッカーJ1浦和レッズの一部サポーターが天皇杯全日本選手権の試合会場で暴力行為などをした問題で、日本サッカー協会は19日、浦和の来年度大会の参加資格を剝奪（はくだつ）すると発表した。1993年のJリーグ開幕以降、天皇杯の参加資格が剝奪されるのは初めて。 日本協会の規律委員会は、浦和サポーターによる問題が繰り返されている点を重視。2014年に横断幕で差別行為をしたとしてJリーグ史上初となる無観客試合の処分を科されるなど、2000年以降、罰金などの懲罰が11件にのぼるとし、「改善を見せるどころか集団的に暴徒化する許されざる暴挙にまで至っている」と断じた。 クラブのサポーターへの対応も「十分ではなかったといわざるを得ない」とし、実効性のある再発防止策を促すために従来の罰金よりも重い処分になった。 クラブへの処分とあわせて、規律委はサポーターへの付言を発表。「自らの行為がクラブに招いた結果の重大性

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