「スマえき」利用が伸び悩み JR四国、定期券割引きなど対策：朝日新聞デジタル

【香川】スマートフォンがあれば手元で切符を購入でき、列車に乗れるJR四国のチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」（スマえき）の利用が伸び悩んでいる。本格導入からまもなく1年になるが、目標に届きそうにない。利用を後押しするため、同社はてこ入れ策を次々と打ち出している。 スマえきはJR四国が独自に開発したサービス。スマホの画面で買いたい切符と利用日、人数を選んでクレジット決済する。乗降時にスマホに表示させた「切符」を駅員や乗務員に見せて使用し、無人駅でも乗り降りできる。昨年4月、四国内の乗車券、自由席特急券や定期券も購入できるよう本格稼働した。 同社は、スマえきの利用を定期と定期外に分けて集計しているが、特に定期の低迷が目立つ。利用は12月までの9カ月間で約1億1千万円で、目標の60%。生徒や学生の多くはクレジットカードを持っておらず、スマえきを利用しにくいのではとみている。 このため同社

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