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「原因は被害者にある」性加害者が持つ“認知の歪み”が強化される 社会全体の危うい空気感 | 弁護士JPニュース
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「原因は被害者にある」性加害者が持つ“認知の歪み”が強化される 社会全体の危うい空気感 | 弁護士JPニュース
千葉小3女児殺害事件で強制わいせつ致死などの罪に問われた男性は、裁判で「(被害児童の)親の責任です... 千葉小3女児殺害事件で強制わいせつ致死などの罪に問われた男性は、裁判で「(被害児童の)親の責任です」といった発言をしたといわれる(EKAKI / PIXTA) 年端も行かぬ幼い子どもを性の対象とする「小児性愛」の問題は、性をタブー視する日本社会のなかでも特に忌避され社会的議論につながってこなかった。 しかし近年、故ジャニー喜多川氏による男児への性加害が明らかになったほか、塾講師をはじめ教師やベビー(キッズ)シッターなど、子どもにとって身近な大人による加害行為も表面化してきた。 本連載では、小児性愛障害と診断され、子どもへの性加害を起こした者への治療に取り組む斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)が、治療やカウンセリングを通じ実感した加害者特有の「認知の歪み」について解説する。 今回は、加害者の認知の歪みが、本人の行動や社会規範と“連動”し強化されていく様子を紹介する。(第3回/全5回)