日本株は反落へ、ＴＳＭＣの納入延期要請を嫌気－半導体関連に売り

半面、半導体関連などのグロース（成長）株は値下がりし、日経平均株価は３営業日ぶりに反落。台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が主要サプライヤーに最先端半導体向け製造装置の納入を遅らせるよう求めたと伝わり、嫌気した売りが出た。半導体装置メーカーの東京エレクトロンやアドバンテストの株価が大幅安になり、日経平均の足を引っ張った。 ニッセイアセットマネジメントの伊藤琢ファンドマネージャー 素材や海運株などは、中国の追加経済対策への期待を背景に底堅かった金融株の上昇は主要国の政策金利引き上げ観測が支えた野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト ＴＳＭＣへ半導体製造装置の納入時期が延期されるようなら、半導体関連株は需要の回復の鈍さから売りが出やすいマーケットではこれから来年にかけて半導体需要の回復局面が始まると期待があった日本のデフレ脱却や企業改革期待は根強いため、その恩恵を受けるバリュー株へ