スーパー・マイクロＣＥＯ、株価急落受け１日で資産８億ドル減

サーバーメーカーのスーパー・マイクロ・コンピューターが28日、2024年度（６月30日終了）の年次財務報告書（フォーム10Ｋ）の提出遅延を発表したことを受け、同社のチャールズ・リャン最高経営責任者（ＣＥＯ）の資産は１日で８億ドル（約1156億円）余り目減りした。同社は報告書の提出延期について、内部統制の評価に時間が必要としている。 カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くスーパー・マイクロの株価は28日の発表後、ニューヨーク市場で19％急落した。空売り投資会社のヒンデンブルグ・リサーチは27日、スーパー・マイクロの「会計上の重大な問題、未公開の関連者取引の証拠、制裁および輸出管理の失敗、顧客の問題」を指摘するリポートを公表していた。