健康診断にはやはり効果がなかった - 地域医療日誌

健康診断で最終目的が達せられているか メタ分析（Krogsbøll, 2019年） *1 健康診断の効果について再検証を 病気は「早期発見、早期治療」がいい。 日本で長らく親しまれてきたこのスローガンは正しくなかったかもしれません。 最近の科学的検証によると、健康診断の効果に関する科学的根拠は揺らいでいるようです。 健康診断で最終目的が達せられているか 健康診断は心血管疾患やがんによる死亡、さらにはあらゆる原因による総死亡を少なくすることを目的に行われています。健康診断でそのような目的が達成されるのかを検討した研究は多数あります。 ここで「病気が発見できるか？」ではないことに注意が必要です。 ぼくらが知りたいのは、病気が発見された結果として「死亡が本当に予防できているのか？」という健康診断の最終目的が達成されているかどうかなのです。 こうした研究のうち、一定の基準を満たした質の高い研究（ラ

[REV]

直観と異なる事象へのコメントは難しいが、医療へのアクセスが良好な集団では、健診による「未受診　有病者」の掘り起こし効果に乏しく、偽陽性による害が顕在化する可能性があるってことかな。

[tetsu7]

健康診断がなくなったらこの世界は変わる

[mito2]

そういや、この前便秘でしばらく出てないって言ったら、「じゃあ胃のX線検査やめときましょう。まだ若いし、リスクの方が大きい」と中止になった。/杉並区の肺がん見落としは先日訴えられてたのは70歳ぐらいか。

[windish]

バリウムが健康を害してる気はする。

[maeda_a]

「65歳未満の健康な成人が健康診断を受けても、がん死亡・心血管死亡ばかりではなく総死亡の予防にはならなかったということが、あらためて確認」「今後は健康診断の害についても検討したほうがよい」

[jfkintko]

健康診断受けても受けなくても死亡率変わらない。費用と時間の無駄ですね

[paravola]

この論文著者らは、今後は健康診断の害についても検討したほうがよい、と主張しています