山口市のスタンド屋根から1・4キロのボルト落下 維新みらいふスタジアム | 中国新聞デジタル

山口県は7日、山口市の県維新公園内にある維新みらいふスタジアムのメインスタンドの屋根から重さ1・4キロのボルトが落下したと発表した。2782人が観戦した5日のJ2レノファ山口の試合後、清掃中に「01ゲート」付近の観客席の座席近くで見つかった。けが人は出ていない。 屋根の部材を固定する金属製のボルトで長さ9センチ、直径4・5センチ。約20メートルの高さから抜け落ちた。破断や腐食はなかった。県が6日に同様の全ボルト約千本を目視で点検した結果、メインスタンドの屋根の別のボルト1本の欠落も確認した。このボルトは見つかっていない。 県は8日から全ボルトを詳しく調べ、強く締め直す。11日早朝の完了を目指し、同日の山口市の陸上大会、12日のレノファ山口の試合に支障が出ないようにする。 県によると、スタジアムは2011年3月に完成。これまでに改修はしていない。県施設管理財団が指定管理する。県土木建築部都市