名鉄観光、希望退職募集 旅行販売急減、店舗再編へ：中日新聞Web

名古屋鉄道子会社の旅行会社名鉄観光サービス（名古屋市）が、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を受け、希望退職の募集を実施していることが分かった。主力の旅行販売が急減しており、従業員規模を適正化しコロナ後に備える。 関係者によると希望退職の規模は決めておらず、同社は応募者数に応じて今後、店舗再編などを進める方針という。国土交通省の統計によると、同社の二〇二〇年四月〜二一年二月の国内、海外などを合わせた旅行取扱額は前年同期比７５％減の二百十二億円に落ち込んでおり、経営環境が急速に悪化。同社は昨年以降、地方支店を中心に店舗の統廃合を進めている。

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名古屋鉄道子会社の名鉄観光サービス(従業員1600人)が、希望退職を募集。2020年度の旅行取扱額は前年同期比75％減の212億円「希望退職の規模は決めておらず、同社は応募者数に応じて今後、店舗再編などを進める方針」