バス１日券 スマホで購入 市、ＪＲ、北鉄が共同体 金沢マース推進：北陸中日新聞Web

１０月に開始、美術館など割引も 金沢市は十月から、市内のバスの一日フリー乗車券をスマートフォンのアプリで購入できるようにする。利便性を向上させ、地元住民や観光客にバスの利用を促す。市やＪＲ西日本、北陸鉄道が次世代型移動サービスに関する「金沢ＭａａＳ（マース）」を推進するコンソーシアム（事業共同体）を設立し、活動方針を決めた。 （鈴木里奈） 金沢駅など限られた場所でしか購入できなかった一日乗車券が、アプリを利用することで、自宅にいながらにして購入できるようになる。金額は紙のチケットと同じで、大人六百円、子ども三百円で一日乗り放題。事前に利用者情報を登録し、クレジット決済で購入する。アプリ開発予算は約五百万円。 フリー乗車券は、バスを降りるときに画面を見せて使用する。美術館などの文化施設で画面を見せると入場料が割引になる。金沢駅、香林坊、片町、広坂、兼六園、東山などのまちなかであれば、ふらっと