最年少完全試合 「急がない育成」の結実：中日新聞Web

新時代の到来を感じさせてくれる快投だった。プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が十日のオリックス戦で、二十八年ぶりとなる完全試合を達成した。史上十六人目で、一九九四年の槙原寛己投手（巨人）以来の快挙。二十歳五カ月は史上最年少だった。 圧巻だったのは、その投球内容だ。一回の三アウト目から十三者連続で三振を奪った。これは日本プロ野球の九者連続、米大リーグの十者連続を上回る新記録。一試合十九奪三振も日本プロ野球記録に並んだ。一六〇キロ超の直球と、一五〇キロ近いフォークボールとのコンビネーションで打者を翻弄（ほんろう）。わずか百五球で九回を投げきった。まさに「令和の怪物」の異名がぴったりの驚きの投球だった。 高卒三年目の若者が記録ずくめの大快挙を成し遂げた。本人の才能と努力に加え、周囲の育成法にもあらためて感服させられた。岩手・大船渡高時代、夏の甲子園出場が懸かった決勝戦で国保陽平監督は前日に百二十九球

[mikawa_1964]

中日新聞は、例えば先の選抜大会で近江のエースをどう報じてたんでしょうね。