はだか祭へ御田植祭 一宮で尾西奉賛会：中日新聞Web

来年二月に稲沢市の尾張大国霊（おおくにたま）神社（国府宮）で開かれる「国府宮はだか祭」に大鏡餅を奉納する、尾西奉賛会（一宮市）は七日、一宮市三条の田んぼで「御田植祭」を開き、大鏡餅に使うもち米の苗を植えた。 大鏡餅は尾張地方の各地が毎年交代で準備しており、旧尾西市全域で担当するのは一九六八年以来となる。尾西奉賛会は尾西商工会員を中心に構成する。式典には大村秀章知事や中野正康一宮市長ら約六十人が参列。同神社の神職が訪れ、五穀豊穣（ほうじょう）や市民の多幸を祈念した後、専用の装束を着た会員十人が苗を一株ずつ丁寧に植えた。快晴の中、多くの市民が見守った。

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「はだか祭はもともと、悪疫退散の神事。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、この趣旨に沿って進めていきたい」