消防ファン必見、豊田市消防に「排煙電源車」 頼れる１台、消火の最前線に：中日新聞Web

豊田市消防本部で今月、ある消防車両が世代交代を果たした。その名も「排煙電源車」。車体に搭載された大型送風機が特徴で、トンネルや工場の火災時に強力な風量で煙を吹き飛ばす。この機能を備えた車両の配備は珍しく、先代は全国初だった。2代目は「消火・排煙車」で、排煙機能はしっかり継承されたという。消防ファンも注目する珍しい新旧の車両に迫った。 ドドドド…。大きなエンジン音を響かせながら、市消防本部に現れた真っ赤な大型消防車。全長約8メートル、総重量15トン。車体側面には「排煙電源車」と書かれ、後部に載せられた直径約1・7メートルの送風機が存在を際立たせる。送風量は1時間あたり21万立方メートルで、一般的な家庭用扇風機の約200倍の風量を送ることが可能だ。 市消防本部によると、大型送風機から風を送ることで、トンネルなど風が起こりにくい空間から煙や可燃性ガスを排除できる。2005年に4千メートル級の「猿

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「（先代は）2005年に4千メートル級の『猿投山トンネル』が市内で完成したことを受け、全国に先駆けて導入」https://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1055580/1055897.html