千年以上続く尾張三大奇祭「きねこさ祭」名古屋で 庄内川に立てた竹によじ登る：中日新聞Web

厄よけや五穀豊穣（ほうじょう）などを祈念する「きねこさ祭」が26日、名古屋市中村区岩塚町の七所社や近くの庄内川で営まれた。竹が折れた方角で一年の吉凶を占う神事「川祭り」では、「役者」と呼ばれる後厄の男性10人と小学生2人が参加した。 千年以上前から続く尾張三大奇祭の一つ。強い北風が吹いたこの日、役者の一人が川に立てた長さ11メートルの竹によじ登ると、大きくしなった。「ポキッ」という甲高い音とともに「吉」とされる南東の方角に折れた。