三重・尾鷲でツキノワグマ捕獲 マイクロチップとタグ付け山奥へ放つ：中日新聞Web

尾鷲市は18日、体長111センチのツキノワグマの雄1頭をおりで捕獲したと発表した。人間に近づかないように音で威嚇するなどした上で、山奥へ放った。市内では目撃情報が相次いでおり、引き続き警戒を呼びかけ、おりの設置を続ける。 今年に入って12日までに9件の情報が寄せられ、住宅地近くでも確認されたことから市は13日、山中に鉄製の捕獲用おり1基を置いた。県猟友会員でもある市獣害パトロール員が17日午前9時半ごろ、おりに動物がかかっているのを見つけ、午後2時半に専門業者がツキノワグマと確認した。体重38キロ、推定3～4歳以上の成獣だという。