将棋棋士の青嶋未来六段 チェスで日の丸背負いオリンピアード出場へ：中日新聞Web

チェスでも活躍する将棋棋士の青嶋未来六段（29）＝静岡県出身＝が、9月にハンガリーの首都ブダペストで開かれるチェスの国別対抗戦「第45回チェスオリンピアード」に初めて出場する。「日本代表」の肩書を背負って臨む青嶋六段は、「自分の活躍で将棋にもチェスにも興味を持ってもらえたら」と意気込んでいる。 チェスオリンピアードは、サッカーのワールドカップ（W杯）や五輪に相当する最高峰の世界大会で、国際チェス連盟が2年に1度開催している。4人1チームの団体戦形式で、200近い国と地域が参加。合計11戦して頂点から最下位までを決める。 青嶋さんは将棋のプロを目指していた奨励会員時代の2014年、チェスプレーヤーでもある羽生善治九段（53）と伝説的チェス王者ガルリ・カスパロフ氏とのエキシビションマッチを観戦したのを機にチェスに関心を持った。以後、オンライン対局や国内外での大会で腕を磨き、トッププレーヤーに成

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“これまで日本にGMはおらず、その第1号を狙っている。チェスのGMになることと将棋のタイトルを獲得することは、いずれも甲乙を付けがたい人生の目標という。”