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人民銀総裁、周小川氏が退任 後任は海外経験豊富な易綱氏
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人民銀総裁、周小川氏が退任 後任は海外経験豊富な易綱氏
香港(CNNMoney) 中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の総裁について、全国人民代表大会(全人... 香港(CNNMoney) 中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の総裁について、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は19日、易綱(イーカン)副総裁を昇格させる人事を承認した。15年にわたって人民銀を率いてきた周小川(チョウシアオチョワン)氏の後任となる。 易氏は米国に海外留学した経験を持ち、英語を流暢(りゅうちょう)に話す。米ミネソタ州のハムリン大学などで学んだほか、インディアナ大学では教鞭(きょうべん)を執った。過去10年にわたり人民銀の副総裁を務めた。 専門家からは、易氏の昇進は、中国経済の継続性を示唆しているとの見方が出ている。周氏が総裁を務めていた時期に中国経済は大きく成長し、より多くの外国投資を呼び込むため中国経済の解放へと動いた。周氏は欧米スタイルの経済改革の擁護者としても知られていた。周氏は昨年、外部の競争が欠けると金融セクターの不活性化につながる可能性があると指摘していた。