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少数株主のスクィーズアウトを巡る東京高裁の決定について | 大和総研
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少数株主のスクィーズアウトを巡る東京高裁の決定について | 大和総研
2008年9月12日、MBOに伴う少数株主のスクィーズアウトに関する司法判断が東京高裁で下された。即ち、MBO... 2008年9月12日、MBOに伴う少数株主のスクィーズアウトに関する司法判断が東京高裁で下された。即ち、MBOに当って実施された少数株主のスクィーズアウト(強制現金化)の価格(厳密には普通株と交換に交付された全部取得条項付株式の取得価格)を不満として株主が訴えた裁判において、東京高裁は、会社側の主張を認めた原審(東京地裁)の判断を覆し、株主からの買取価格を引き上げるように命じる決定を行った。 筆者は、個別案件に対する司法判断の妥当性についてはコメントできる立場にないが、M&A全般という観点からは特に次の点が重要だと思われる。まず、最近、M&Aにおける少数株主のスクィーズアウトの手段として利用されることが多い全部取得条項付株式の取得価格について争いが生じた場合、「裁判所の合理的な裁量に委ねたものと解する」という立場が明確にされた。その上で、算定根拠についての適切な立証等がない限り、実務慣行を