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平均賃金で見た「安い日本」 ~高齢化すると平均賃金も下がる~ | 熊野 英生 | 第一生命経済研究所
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平均賃金で見た「安い日本」 ~高齢化すると平均賃金も下がる~ | 熊野 英生 | 第一生命経済研究所
要旨 日本の平均賃金は、OECDデータ(2021年)では、34か国中で24位と低い。最近は、中東欧の国々にも抜... 要旨 日本の平均賃金は、OECDデータ(2021年)では、34か国中で24位と低い。最近は、中東欧の国々にも抜かれ始めた。1ドル145円で計算すると、ほかの中東欧諸国にも抜かれて28位にまで下がる。「安い日本」を利用して、平均賃金を引き上げる方法を考える。 日本はランキング下位 円安が進んで、輸入物価が急上昇している。これは、円の購買力が低下して、ドルと交換する円の数量が増えるという「交易条件」の悪化が起こっているということでもある。交易条件の悪化は、日本で働いて稼いだ給料で、どのくらいの輸入品が買えるか、という購買力の低下をも示している。 まずは、国際比較データをみてほしい(図表1)。OECDは、2021年までの平均賃金の34か国の国際比較データを示している。これはドル・ベースで換算してある。日本は、2021年は34か国中で24位である。順位が下位の方にあることは今に始まったことではない