各務原空襲の映像５５秒 ６月公開 | 岐阜新聞Web

「令和」の時代も悲惨な戦争の記憶を語り継ぐ―。岐阜県各務原市は、太平洋戦争末期に大規模な各務原空襲があった６月２２日に市内で「平和シンポジウム」を開き、空襲時に米軍機が撮影し、米国公文書館で保管されてきた同空襲の映像記録を県内では初公開する。映像は航空機工場への爆撃、飛行場への機銃掃射の際に撮られた２種類で、貴重な歴史の証しに触れる機会となりそうだ。 公開されるのは、１９４５年６月２６日の川崎航空機岐阜工場への爆撃でＢ２９爆撃機から撮影された４７秒間と、同７月１５日にＰ５１戦闘機が各務ケ原東飛行場への機銃掃射時に撮影した８秒間の映像。いずれも１６ミリ実写フィルムで米国公文書館で保管されており、太平洋戦争の映像や資料を集めている大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」が入手した資料の中に含まれていた。これまで各務原空襲の記録は焼（しょう）夷（い）弾の残骸などの遺物や写真で残されてきたが、映像

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「公開されるのは、１９４５年６月２６日の川崎航空機岐阜工場への爆撃でＢ２９爆撃機から撮影された４７秒間と、同７月１５日にＰ５１戦闘機が各務ケ原東飛行場への機銃掃射時に撮影した８秒間の映像」