「お盆の人の動き影響懸念」 新型コロナ対策専門家組織：北海道新聞 どうしん電子版

厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」は１８日、全国の感染状況について「お盆の人の動きに伴う影響が懸念される。早期に感染者数が減少しない限り、医療提供体制は厳しい状況が継続する」との見方を示した。 同組織に提出された資料によると、１７日までの１週間の新規感染者数は前週比０・８７倍。減少に転じたものの、夏休みで検査・診断や報告の遅れなども考えられるとして「過小評価の可能性がある」と指摘した。都道府県別では１７県で前週より感染者が増加。東京は前週比０・８２倍、北海道は同０・９７倍だった。