金正恩氏、核弾頭の大増産表明 日米韓を「アジア版ＮＡＴＯ」と非難：北海道新聞 どうしん電子版

口径６００ミリの超大型放射砲の「贈呈式」に出席した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記（左から４人目）＝２０２２年１２月３１日、平壌（朝鮮中央通信＝共同） 【ソウル上家敬史】北朝鮮の朝鮮中央通信は１日、金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党総書記が昨年末の党中央委員会総会で、２０２３年の目標に戦術核兵器の大量生産を掲げ、核弾頭保有数を飛躍的に増やすよう指示したと報じた。新型の大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）開発に意欲を示し、同国初の軍事偵察衛星を近く打ち上げる方針も表明。安全保障協力を強める日米韓３カ国に対抗し、軍備増強に突き進む姿勢を改めて鮮明にした。