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「昇格機会は多い方がいい」「優秀な現場でOJT」──なぜ失敗? 良かれと思った人事施策の落し穴
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「昇格機会は多い方がいい」「優秀な現場でOJT」──なぜ失敗? 良かれと思った人事施策の落し穴:人事施... 「昇格機会は多い方がいい」「優秀な現場でOJT」──なぜ失敗? 良かれと思った人事施策の落し穴:人事施策のよくある誤解と失敗例(2)(1/2 ページ) あらゆる人事施策には、メリットとデメリットがあります。他社にとっては良い施策でも、自社で導入してみると合わなかったということも起こり得ます。本連載では、筆者のコンサルティングの経験から人事施策に関するよくある誤解と、その原因や対策について事例を交えてお伝えしています。 今回は、等級・役職に対する「昇格機会は多い方が良い」という誤解と、OJTに対する「優秀なプレイヤーの背中を見て学ぶのが良い」という誤解を解説します。 等級・役職に対する誤解~電気工事業D社の事例~ 1つ目は、等級・役職に対する誤解を紹介します。 D社は電力会社や鉄道会社の業務を請け負っている約200人の企業です。設立後、社員数が少ないうちは、社長の裁量で全員の処遇を決めていま