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うつ病・うつ状態の可能性があるのは、約8人に1人
就職や人事異動といった環境変化になんとなく対応できず、無気力になったり、精神的に落ち込んだりする... 就職や人事異動といった環境変化になんとなく対応できず、無気力になったり、精神的に落ち込んだりする人もいるだろう。WHO(世界保健機関)の調査によると、日本では約15人に1人が生涯に1度はうつ病を経験するという。 製薬会社のファイザーは「うつ質問票」を活用して、うつ病に関する実態調査を実施したところ、調査対象者4000人のうち、約8人に1人がうつ病・うつ状態の可能性であることが分かった。うつ病・うつ状態に該当した人(486人)で、医療機関を受診したことがある人は24%と、医師へ相談している人が少ないことがうかがえた。 インターネットによる調査で、12歳以上の4000人がうつ質問票に回答した。調査期間は2月7日から2月16日まで。 周囲の助言が受診の後押しに うつ病・うつ状態に該当した人で、医療機関を受診したきっかけは「自分で決めた」が91%で圧倒的に多く、次いで「家族に相談して決めた」が10