海外と日本の子供、ネット利用はどう違うか（2）

前回から引き続き、米国FOSI（Family Online Safety Institute）の取り組みをご紹介していきたい。この団体の日常的な取り組みとして、“A Platform for Good（PFG）”という活動がある。これは、青少年がネットを利用する際に、安全かつ大きな可能性とチャンスを引き出せるよう、家族や教師が支援していくためのプログラムだ。起こっている問題をどうするか、ではなく、リスクヘッジを主な目的としている。 米国では11月下旬から年末までが典型的なホリデーシーズンだが、この時に子供にスマートフォンやタブレットなどのネット端末をプレゼントする家庭も多い。そこでPFGでは保護者向けに、ただ無条件に端末を与えるだけでなく、その中に誓約書を同梱して、子供が同意すれば使うことができるという活動を行なっている。 例えばPFGが用意しているスマートフォンの誓約書テンプレートには、

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子供にスマフォを与える際の誓約書テンプレ。大人側の約束が。まさにまさに。

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「子供がクールだと思うことに対して話ができるように、一緒に新しい技術を学習する」は余計なお世話。スマホを特別視し過ぎ／肩叩き券はクーポンでは⁈

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「保護者向けに…その中に誓約書を同梱して、子供が同意すれば使うことができるという活動」「誓約書テンプレートには、1カ月に使えるのメール量や通話時間、アプリの金額、利用して良いタイプのWebサービス」「一緒