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RISCの実用性を証明した「MIPSアーキテクチャ」の誕生
最近ではArm、RISC-Vなど組み込みでも華々しい活躍を見せているRISCプロセッサ。その祖先というか元祖と... 最近ではArm、RISC-Vなど組み込みでも華々しい活躍を見せているRISCプロセッサ。その祖先というか元祖として認識されているのはIBM 801というプロセッサだった。歴史的経緯を、IT史に詳しい大原雄介さんが解説する。 前回の記事で詳しくお伝えした、RISCムーブメントのきっかけとなったデビッド・A・パターソン教授らの論文である“RISC I:A Reduced Instruction Set VLSI Computer”(PDFへのリンク)が出た翌年となる1982年、今度は米スタンフォード大学のジョン・L・ヘネシー博士(当時の身分は電気工学とコンピュータ科学の助教授)らは、“MIPS: A Microprocessor Architecture”を1982年のACM SIGMICRO(コンピュータ科学の国際学会のマイクロアーキテクチャ分科会)で発表する。 このMIPS、今では処理性能
2020/04/23 リンク