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NTT西系の情報流出 指摘後社内調査3カ月も「漏えいない」 委託元の指摘見逃し検証へ
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NTT西系の情報流出 指摘後社内調査3カ月も「漏えいない」 委託元の指摘見逃し検証へ
NTT西日本の子会社で働いていた元派遣社員が約900万件の顧客情報を不正流出させた問題で、NTT側が2022年... NTT西日本の子会社で働いていた元派遣社員が約900万件の顧客情報を不正流出させた問題で、NTT側が2022年4月、業務委託元の企業から顧客情報が漏えいした可能性を指摘されながら、約3カ月後に社内調査に基づき「漏えいはない」と回答していたことが10月21日、分かった。NTT側は漏洩を見逃した上に対策を取らず、23年に入るまで流出を許していた。NTT側は社内調査が適正だったか検証する。 NTT西グループの流出としては最大規模。NTT西の森林正彰社長は20日、「私にも責任はある」と謝罪した。コールセンター業務を委託していた山田養蜂場(岡山県鏡野町)は約400万件の漏えい可能性を公表。岡山県警が不正競争防止法違反の疑いも視野に捜査している。被害は森永乳業やWOWOWなど企業のほか、福岡県といった自治体を含む59社・団体に及ぶ恐れがある。 山田養蜂場によると、22年1~3月、顧客から「他社から勧誘