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障害ある子の「親なきあと」に備えを 終活カウンセラーが訴え(1/2ページ)
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障害ある子の「親なきあと」に備えを 終活カウンセラーが訴え(1/2ページ)
人生の最期に備える「終活」を、障害がある子供の親にこそ早くから始めてほしい。そんな思いを伝えるた... 人生の最期に備える「終活」を、障害がある子供の親にこそ早くから始めてほしい。そんな思いを伝えるために全国を回る母親がいる。大阪府八尾市の上級終活カウンセラー、藤井奈緒さん(45)。長女に重度の知的障害があり、自分が面倒を見られなくなったときのことを「親なきあと」と呼んで準備してきた。ある人との別れと、一冊のノートが活動の原動力。3月1日は北海道でも講演する。 「実体験を交えた話が分かりやすくて、終活への意識が変わった」。1月24日、大阪府吹田市の西山田地区公民館で行われた学習会。小学校の支援学級に子供を通わせる保護者らが藤井さんの講義を聴いて、そんな感想を漏らした。 藤井さんの長女、凜さん(15)は生まれつき染色体の一部が欠けている「ソトス症候群」。重い知的障害と両足の障害があり、介助を必要としている。次女の怜(さと)さん(9)には障害がない。 「障害のないきょうだいがいると、周囲は将来、