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【公明党・石田祝稔政務調査会長に聞く】新自由主義的農政を正す
自民党との連立与党である公明党。「与党は現実から出発して理想に向かう」立場と強調するが、規制改革... 自民党との連立与党である公明党。「与党は現実から出発して理想に向かう」立場と強調するが、規制改革推進会議の提言は行き過ぎで「効率一辺倒の新自由主義的論理は農業にはなじまない」と強調する。公明党としてどのような農政を実現するのか。注目される。(聞き手:小松泰信岡山大大学院教授) 小松 自由貿易の流れが急速に進んでいることについての感想をお聞かせください。 石田 自由貿易をしっかりやっていくことに変更はありません。しかし、農業が他国と比べて不利な条件下にあることも事実です。国土の狭隘さはいかんともしがたく、土地利用型農業がアメリカやオーストラリアと正面から対抗することは容易ではありません。品質向上でカバーするにも限界があります。守るべき産業ですから、しっかり予算措置をとります。 小松 すでに、量販店では外国産牛肉の安売りも見られますが。 石田 農業従事者は生産者と消費者、ふたつの顔をお持ちです
2019/01/05 リンク