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マスメディア時評/対立軸を隠す「朝日」の不見識
麻生太郎内閣が発足し、衆院の解散・総選挙が近づくなかで、テレビだけでなく新聞でも、「自民か、民主... 麻生太郎内閣が発足し、衆院の解散・総選挙が近づくなかで、テレビだけでなく新聞でも、「自民か、民主か」をあおる報道が目立ってきました。なかでも民主党機関紙になったのかと疑わせる「朝日」の異常な報道ぶりが目につきます。 報道の責任投げ捨てる 一日から始まった代表質問の初日、「朝日」はまず同日付夕刊で、民主党の小沢一郎代表の質問を、「小沢氏が『所信』表明 首相の逆質問に答えず」と報じました。しかもそれにとどまらず、翌日付朝刊でも「焦点採録」と称してほぼ一ページを費やして小沢代表の質問大要と、鳩山由紀夫幹事長の質問内容をくわしく紹介するという念の入れようです。 ところが、民主党以外の各党も質問に立った二日以降の報道ではニュースだけになり、三日付、四日付朝刊では「焦点採録」そのものがなくなります。ニュースでも、三日の参院本会議での日本共産党の市田忠義書記局長の質問には一行もふれていない(四日付朝刊)
2008/10/06 リンク