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水俣病全被害者の救済を/仁比氏ら超党派議員が現地視察 熊本
国の水俣病特措法で1万人近くが「非該当」と救済を拒まれ、多くの被害者が救済されていない中、超党派... 国の水俣病特措法で1万人近くが「非該当」と救済を拒まれ、多くの被害者が救済されていない中、超党派の「水俣病被害者とともに歩む国会議員連絡会」は8日、熊本県水俣市で被害者との懇談や現地視察を行いました。 連絡会は6月に発足し、日本共産党(仁比聡平副会長・参院議員)や自民、民主、社民などの約20人が参加。この日、仁比氏ら4人が同市を訪れました。 議員団は、熊本と鹿児島の両県にまたがる不知火(しらぬい)海へ加害企業チッソがメチル水銀を流した百間(ひゃっけん)排水口などを視察。高濃度の汚染水域の埋め立て地では、案内した被害者が「埋め立て地以外にも水銀は残っており、問題は終わっていない」と説明しました。 生まれながらに言語や手足に障害を負った胎児性水俣病の坂本しのぶさん(58)らと懇談。汚染魚を食べた証明などを条件とする認定基準の不当さや、チッソの液晶事業を引き継いだ子会社のJNCに賠償責務を負わせ
2014/09/10 リンク