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住宅扶助 引き下げの動き批判/“低きに合わせるのが生存権保障か” 東京で集会
史上最大幅の生活保護基準の引き下げが強行されるなか、国はさらに住宅扶助(家賃)基準と冬季加算の引... 史上最大幅の生活保護基準の引き下げが強行されるなか、国はさらに住宅扶助(家賃)基準と冬季加算の引き下げへ動きを強めています。生活実態をふまえて問題を考えようと15日、東京都内で「“低きに合わせる”のがこの国の生存権保障なのか?」をテーマに集会が開かれました。約120人が参加しました。 花園大学教授の吉永純さんが、来年4月実施も視野に入れた、引き下げをめぐる経緯や論点、問題点を基調報告。いまでも多くが狭くて劣悪な住まいに居住している実態を紹介し、「住宅は生活の土台であるという認識に欠ける。暖房費は寒冷地の命綱であり、いまでも加算では冬季需要をまかなえていない。ともに削れないニーズだ」と指摘しました。 神戸大学教授の平山洋介さん(住宅政策)は講演で、厚生労働省の生活保護基準部会での論議について「切り下げ方向の資料ばかりが出され、問題点を指摘する声も生かされない。結論が決まったかのような審議のさ
2014/09/18 リンク