３大瀑布の一つ、ナイアガラ滝へ＝カナダ大陸横断列車、４泊５日の旅：時事ドットコム

2010年10月18日 「ウェルカム・アボード（ご乗車、ありがとうございます）」。車掌さんがとびっきりの笑顔で迎えてくれた。カナダ大陸横断列車「カナディアン号」で、トロントからバンクーバーまで旅した。 カナダのイメージ通りの湖沼地帯、地平線まで続く大平原、そして雄大なカナディアンロッキーと車窓の眺めは変わり、世界中から集まった乗客を飽きさせない。４泊５日、走行距離は４４６６キロで、旅客列車としては世界２位の長距離だ。 出発地点のトロントでは、「世界３大瀑布（ばくふ）の一つ」に数えられるナイアガラの滝に足を伸ばした。観光の定番である遊覧船「霧の乙女号」に乗船。アメリカ滝を左手に眺めながらさらに進むと、屏風のようなカナダ滝が見えてきた。 水は落差５０メートルを一気に流れ落ち、ごう音を上げる。乗船時に手渡されたレインコートを着ていても隙間から水が吹きこんできて、びっしょりだ。ナイアガラの迫力を体