＜三陸鉄道＞宮古－釜石間来年３月23日運行開始 久慈から大船渡まで一本のレールに | 河北新報オンラインニュース

岩手県などが出資する第三セクターの三陸鉄道（宮古市）は２８日、取締役会を開き、ＪＲ東日本から移管される山田線宮古－釜石間（５５．４キロ）の運行を２０１９年３月２３日に開始することを決めた。移管区間と現行の南、北リアス線は、３路線の名称を統合して「リアス線」となる。これにより、東日本大震災で被災した県沿岸部の久慈市から大船渡市までが一本のレールで結ばれる。 運行開始日のみ特別ダイヤとなり、宮古－釜石間を２往復する。 通常ダイヤでは、北端の久慈から南端の盛（大船渡）まで全区間運行便が毎日１～２往復する予定。宮古－釜石間は１１～１２往復、南、北リアス線区間は、それぞれ現行の１０往復程度を維持する。 宮古－釜石間には計１３駅を設置する。リアス線の駅数は１９年度に開業する新田老（宮古市）を含めて４１となる。総営業距離は全国の第三セクター運営鉄道で最長の１６３．０キロとなる。 中村一郎社長は「１９年に

[izayuke_tarokaja]

"全区間運行便が毎日１～２往復する予定。宮古－釜石間は１１～１２往復、南、北リアス線区間は、それぞれ現行の１０往復程度を維持""ＪＲは今秋までに主要な復旧工事を終え、検査などを経て三鉄に全施設を譲渡"

[katamachi]

三陸鉄道、久慈から盛まで全区間運行便が毎日１～２往復する予定「宮古－釜石間は１１～１２往復、南、北リアス線区間は、それぞれ現行の１０往復程度」