グローバリゼーションズ - 弘文堂

冷戦終了後の世界で進行するグローバリゼーションをローカルな視点から相対化し、世界各地で歴史的に複数存在してきた欧米に依存しないグローバルな動きを分析。 一元的なグローバリゼーション・モデルだけでは見落とされてしまうさまざまな人、モノ、情報のフローを含みこんだ新たなグローバリゼーション理解の枠組みを提示。 欧米中心のグローバリゼーション論に一石を投じる。 序論：なぜ「グローバリゼーションズ」なのか（三尾裕子・床呂郁哉） 第１章：スールー海域世界から見える複数のグローバリゼーションズ（床呂郁哉） 第２章：中国系移民におけるグローバリゼーション経験（三尾裕子） 第３章：パレスチナ人のグローバルな移動とナショナリズム（錦田愛子） 第４章：グローバリゼーションのなかのマレー・ディアスポラ運動（富沢寿勇） 第５章：露店はモールを夢見るか（岩谷彩子） 第６章：「アフリカ」の売り方（井上真悠子） 第７章：