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福島交通の路面電車1115号車を復元 設置先の掛田駅で記念イベント 福島県伊達市霊山町
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福島交通の路面電車1115号車を復元 設置先の掛田駅で記念イベント 福島県伊達市霊山町
復元されて掛田駅に設置した路面電車に乗り込む来場者 福島交通(本社・福島市)は、1971(昭和46... 復元されて掛田駅に設置した路面電車に乗り込む来場者 福島交通(本社・福島市)は、1971(昭和46)年に廃線となった福島交通飯坂東線の路面電車1115号車を復元させ、福島県伊達市霊山町でバス待合所として利用されている掛田駅に設置した。 記念イベントが12日に掛田駅で開かれ、須田博行市長や福島交通の村上伸一郎福島支社長らがテープカットした。「路面電車を偲ぶ会」による朗読や霊山太鼓の演奏も行われた。来場者が路面電車に乗り込み、記念撮影を楽しんだ。偲ぶ会の安斎武会長(82)は「鉄道の街としてにぎわっていた当時の姿をしっかりと語り継いでいきたい」と語った。 復元された路面電車は、昨年11月まで伊達市の霊山こどもの村に展示されていた。老朽化が進み、解体して廃棄される予定だった。当時の歴史を知る貴重な資源であり、地元のシンボルとして保存すべきとの意向を受けて福島交通が1年がかりで修復作業を行った。当時