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【福島県議選・勝者なき戦い】自民、吹いた「逆風」 議席減らす
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【福島県議選・勝者なき戦い】自民、吹いた「逆風」 議席減らす
硬い表情で当選者の名前にバラを付ける西山幹事長(右から2人目)=12日午後11時30分ごろ、福島... 硬い表情で当選者の名前にバラを付ける西山幹事長(右から2人目)=12日午後11時30分ごろ、福島市・自民党県連会館 第20回県議選が終わった。既成各党はそれぞれ課題に直面し「勝者なき戦い」といえる結果が突き付けられた一方、県政界で新勢力の台頭が見られた。各党の動きを追った。 ◇ 「獲得した議席以上に、内容は厳しい結果と言わざるを得ない。自民党に対する"逆風"の表れだ」。県議選の開票結果が出そろった12日深夜、福島市の自民党県連会館の壁には擁立候補29人の当選を示すバラが並んだが、結果を待つ役員らは終始硬い表情を崩さなかった。 自民は、党勢拡大を狙い推薦を含めて現新33人を擁立したが、県連三役の要職にある現職や当選9回のベテランを含む4人が落選。議席を改選前の31から29に減らし、単独過半数に届かなかった。候補者の得票数は全体で約4万7000票減り、得票率は42.5%と前回から約4ポイント低