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【温暖化で進む害虫被害の増加】蚊、ダニ、ゴキブリ、カメムシ、マダニ、セアカゴケグモ 6種の害虫の生態と対処法 | マネーポストWEB
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【温暖化で進む害虫被害の増加】蚊、ダニ、ゴキブリ、カメムシ、マダニ、セアカゴケグモ 6種の害虫の生態と対処法 | マネーポストWEB
農林水産省は5月、「関東、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部で果樹に被害をもたらすカメムシの発生... 農林水産省は5月、「関東、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部で果樹に被害をもたらすカメムシの発生が多くなるだろう」と発表した。ほかにも蚊、ダニ、ゴキブリなどの動きも活発になっている。なぜこれほど害虫がわいているのか──。害虫防除技術研究所代表の白井良和さんが説明する。 「実は害虫に限らず、地球温暖化の影響で虫全般の数が増え、活動範囲も広がっています。たとえば、温暖な地に生息するヒトスジシマカ(通称やぶ蚊)は、1948年頃、生息の北限が栃木県でしたが、2015年には青森県八戸市まで北上しています」 蚊は、気温が氷点下になる日が続けば死滅するが、暖かければ卵や成体で越冬し、翌年新たに生まれた蚊と共に活動するため、数が増えたと感じるわけだ。 「ヒトスジシマカは現在、北海道には生息していません。とはいえ、年間平均気温11℃以上が生息条件なので、これを満たす函館市、札幌市周辺が北限になる可能性も出