下敷きになった作業員助けようと…2回目の崩落 リニア工事2人死傷事故

岐阜県中津川市で起きた、リニア中央新幹線の工事で初めてとなる死亡事故。作業員2人が死傷しました。JR東海は会見を開き、事故当時の状況を明らかにしたうえで、再発防止に向けて山岳トンネルの掘削工事を一時停止すると発表しました。 27日夜、岐阜県中津川市瀬戸のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で、作業用トンネルの一部が崩落し、巻き込まれた作業員のうち1人が死亡、1人が重傷を負いました。 JR東海が、28日夕方に開いた会見で事故当時の状況が明らかになりました。 「2段階で落ちていまして…」（JR東海の会見） JR東海によりますと、約70メートル掘り進んだ地点で、火薬を使った爆破作業のあと、数分経って作業員らが点検のために入ったところ、トンネル内の表面の土砂や岩などがはがれ落ちる「肌落ち」が発生。 1人が巻き込まれ、足が岩に埋まったということです。 「助けようと近づいていったところ、先ほど落ちたとこ

[hiroomi]

“ 「助けようと近づいていったところ、先ほど落ちたところで、もう1度落下した」（JR東海の会見） 別の作業員が助けようとしたところ、再び「肌落ち」が発生したといいます。”