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「金投資」黄金時代が続きそうな理由
<2年で1200ドルから2000ドルへ上昇したが、今後も堅調に推移する可能性が高い> 2018年後半に1トロイオ... <2年で1200ドルから2000ドルへ上昇したが、今後も堅調に推移する可能性が高い> 2018年後半に1トロイオンス=1200ドル台だった金価格は、2019年に入ってから一本調子で上昇を続け、2020年のコロナ危機をきっかけに上昇にさらに拍車が掛かっている。 2000ドル突破後は売られ、直近では調整が続いているが、多くの投資家が強気の姿勢を崩していない。 金価格に上昇期待が生じた最大の理由は、量的緩和策による低金利である。 量的緩和策は市場にマネーを大量供給し、金利低下とインフレ期待という相反する状況をつくり出す政策。アメリカや欧州は量的緩和策を既に終了しているが、過剰流動性と低金利は継続しており、株式市場では株高が、債券市場では債券高が発生している。 本来、株式と債券は逆相関でありリスクヘッジの対象となるが、この状況下ではそうしたポートフォリオは組めず、機関投資家は十分なリスクヘッジがで